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グリーンケミストリーの原則の実践

グリーンケミストリーの原則の実践

ヤンセンのグリーンケミストリーに関するシリーズでは、こうした極めて重要な原則に対して私たちがどのようにアプローチし、活性化していくかについて継続的に探求します。グリーンケミストリーについて詳しくは、こちらをクリックしてください。ヤンセンの研究所および製造施設がグリーンケミストリーを活用して、いかにして環境面およびビジネス面の両方でメリットを得ているかについてご説明します。

ヤンセンはグリーンケミストリーの原則の実践に取り組み、あらゆる場面で環境への影響を最小限に抑えるためのスマートな選択をしています。

製品ライフサイクル全体で使用されるエネルギー、原材料、水などの自社製品の環境への負荷を定期的に評価し、自社の製薬プロセスにグリーンケミストリー12の原則を適用しています。ヤンセンは設計から製造、廃棄に至る製品ライフサイクルにグリーンケミストリーおよびテクノロジーを組み入れることによって、健康な未来を創造するための持続可能な製品やソリューションの設計と製造に取り組んでいます。

ヤンセンは現代のいまだ満たされない極めて重要な医療ニーズを解決するために努力しながら、エネルギーと水を保護し、有害物質を排除または削減し、持続可能で再生可能な資源を改良し増加させ、廃棄物を制限していることを誇らしく思います。

グリーンケミストリーの概念が今、脚光を浴びつつありますが、ヤンセンにとって新しいことではありません。ヤンセンが業務の工程において有毒化学物質が発生しないよう取り組み始めたのは20年以上前のことです。私たちは1993~2000年のジョンソン・エンド・ジョンソン公害防止目標の一部として進捗を報告し、エネルギー、水、パッケージング、有毒化学物質、有害廃棄物生成、固形廃棄物処理、再利用、および廃水処理などのエリアで持続可能性のある大きな進歩を実証しました。このプロジェクトの一環で、ヤンセンは米国環境保護局の環境のための設計ツールを採用し、問題となる化学物質を特定し、より環境にやさしい化学物質で代用するために役立てました。

2009年に組織されたヤンセン・サステナビリティ・カウンシルを通して、サステナビリティ強化活動の一環として、研究開発およびサプライ・チェーン組織全体でのグリーンケミストリーおよびテクノロジーの発展および統合がより一層推進されています。

「私たちには我が信条を通して持続可能性を重視する伝統があり、グリーンケミストリーを推進するためのリーダーシップを自ら発揮します。」

Philip Dahlin

ヤンセン、サステナビリティ担当ディレクター

2012年の開始以来、ヤンセンはEuropean CHEM21プログラム、欧州の製薬会社5社および13の研究パートナー間のコラボレーションに参加しています。ヤンセンの目標は欧州の研究拠点となり、グリーンケミストリーのベストプラクティスに関する情報とトレーニングの研究教育拠点となることです。

さらに、ヤンセンはジョンソン・エンド・ジョンソンを代表して、アメリカ化学会のGreen Chemistry Institute Pharmaceutical Roundtable(ACS-GCIPR)の設立メンバーとなっており、グリーンケミストリーの研究および教育に関する情報提供および触媒役を果たす組織の一翼を担っています。   

持続可能な科学に対するヤンセンの責任は、実際のところ70年以上遡ったジョンソン・エンド・ジョンソンの創立者ロバート・ウッド・ジョンソンの時代から続いており、こうした原則は我が信条の中にこう謳われています。「我々が使用する施設を常に良好な状態に保ち、環境と資源の保護に努めなければならない」。

こうした努力が評価されることで、その成果の価値が高まりますし、もちろん、努力した甲斐があったと思うことができます。ジョンソン・エンド・ジョンソンは、2011年~2014年まで毎年、Interbrand/DeloitteリストのTop 50 Green Brandsに指定されるなど、サステナビリティのための努力が多くの国際的な賞の対象となっています。

さらに、ヤンセンはジョンソン・エンド・ジョンソン独自のEARTHWARDS®認定による評価も受け、製品ライフサイクル全体にわたる革新的な思考、より持続可能なソリューションおよび価値の向上について表彰を受けています。ヤンセンのサステナビリティ担当ディレクター、Philip Dahlinは次のように語ります。「抗癌剤のうちの1つの製剤にグリーンケミストリーの原則を適用することによって、工程収率を倍増し、原材料や水の使用を著しく削減し、有害廃棄物の生成を抑制することができました。」

これまでに合計7つのヤンセン製品が厳格なEARTHWARDS®プログラムを完了しています。各製品で成果が上がっており、再生可能エネルギーの使用を増やし、水、原材料、パッケージング、および有害廃棄物を削減し、収率を向上しています。

Philipはさらに次のように話します。「私たちには我が信条を通してサステナビリティを重視する伝統があり、グリーンケミストリーを推進するためのリーダーシップを自ら発揮します。しかし、つまるところ、環境の管理が私たちのビジネスにとって最も重要です。地球が健康であってこそ、私たちすべてが楽しく健康に生活できるのですから。」

 

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Pajaros, Julius Caesar Bustamante
Julius Caesar Bustamante, Pajaros