がん撲滅のためにどこまで行けますか?
ヤンセンのオンコロジーチームは、がんへの勝利達成という一翼を担うため日々高みに向かって奮闘しています。先ごろヤンセンのオンコロジーチームのメンバー2人がちょっとした挑戦をしました。正確にはちょっとしたどころか何度もペダルを漕ぐという挑戦です。Multiple Myeloma Research Foundation (MMRF)が主催するクロスカントリーサイクリング大会Road to Victories(勝利への道)の前半8日間にヤンセンを代表して参加し、546マイルの道のりをサイクリングしたのです。
この行事はMMRFとの協賛でヤンセンのオンコロジー領域部門がスポンサーとなり、多発性骨髄腫について関心を高め、研究資金を調達し、患者さんの教育やコミュニティー支援の体制作りをするために開催されました。
American Cancer Societyによれば、多発性骨髄腫は悪性形質細胞が骨髄で増殖し、感染と闘えるようにする正常形質細胞を締め出してしまうことにより起こります。これらの悪性骨髄腫細胞により形質細胞腫と呼ばれる腫瘍が形成されますが、この腫瘍が腎臓機能を損ない、免疫機能低下を招き、そして骨の問題を引き起こします。この病は現代の医学では治療不能とされています。今年推定30,000人のアメリカ人が、米国でリンパ腫や白血病に次いでよく見られるタイプの血液がんである多発性骨髄腫と診断される見込みです。
2017年9月2日、カリフォルニア州ロサンゼルスからコネティカット州フェアフィールドまでの3,400マイルを結ぶRoad to Victories(勝利への道)サイクリング大会の幕が開きました。ヤンセンのオンコロジー領域部門コミュニケーションリーダー、Megan Farinaと同部門グローバル戦略マーケティングディレクター、Rob Forbesが大会前半に臨む11走者のメンバーとして参加し、ロサンゼルスからモハビ砂漠を横断しアリゾナ州フラッグスタッフまでを駆け抜けました。
MeganとRobの2人にとって、この大会参加は特別な意味があります。Meganはこう述べます。「ヤンセンの仕事を通し、私は多発性骨髄腫と闘うことにかける素晴らしいスピリットにより刺激を受け続けてきました。いつの日か治療法を発見できるよう研究を推進させるため自転車を漕ぎました。」
Robの場合、この大会への参加はもっと個人的な理由からです。Robはこう述べています。「多発性骨髄腫を患い、さらに新たな困難に立ち向かっている友人のために参加できたことを誇りに思います。また、人々が障害に打ち勝てるよう励ますつもりで自転車を漕いでいました。」
多発性骨髄腫の研究はこれまで進歩して来ましたが、まだ多くのやるべきことがあります。ヤンセンは日々進展を加速させ、多発性骨髄腫のコミュニティーに全面的に献身しています。この大会に参加したヤンセン社員だけでなく、感動を与えてくれるすべての参加者の皆さまを支援できることを嬉しく思います。
本大会のグランドフィナーレは2017年10月21日に行われました。今年の3,400マイルサイクリング大会は終わりましたが、MMRFの詳細情報については、ソーシャルメディア#roadtovictoriesでフォロー可能です。