ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:クリス・フウリガン)は本日、持田製薬株式会社と慢性疼痛/抜歯後疼痛治療剤「トラムセット®配合錠」(一般名:トラマドール塩酸塩/アセトアミノフェン配合錠)の日本における販売枠組みを変更する契約を締結しました。これにより、2013年8月に締結した従来のコ・マーケティング契約は、新たな戦略の下、2017年1月2日より、コ・プロモーションに変更されます。
ヤンセンファーマ株式会社は、引き続き「トラムセット®配合錠」の製造販売元として、持田製薬株式会社に製品を供給します。また、従来、両社のチャネルで行っていた流通を持田製薬に一本化します。情報提供活動についてはヤンセンファーマと持田製薬が協業し実施してまいります。両社はそれぞれの専門性を活かし、慢性疼痛の治療に携わる医療従事者の方々および患者さんへ貢献してまいります。
「トラムセット®配合錠」は、本邦で初めて1錠中にトラマドール塩酸塩37.5mg及びアセトアミノフェン325mgを配合した経口鎮痛剤です。本剤は、この2成分を配合することにより、トラマドール塩酸塩の単独経口投与に比べ速やかな効果発現を示すとともに、アセトアミノフェンに比べ持続的な鎮痛作用を発揮します。また複数の異なる作用機序により鎮痛作用を示すことから、発現機序や臨床症状が多様な疼痛疾患に対して、有効性を示すことが期待されます。2011年4月の製造販売承認取得以来、日本における慢性疼痛の治療に貢献しています。
ヤンセンについて
ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンは、病気のない世界を実現するために日々努力しています。今までにない、より良い方法で疾患を予防・撲滅・治療・治癒し、人々の命に貢献することが私たちの望みです。そして、常に患者さんのことを考え、最も有望なサイエンスを追及しています。私たちヤンセンは、人々の希望と命を明日につなぐため、世界中とコラボレーションしています。さらに詳しい情報はwww.janssen.com/japanをご覧ください。