ヤンセンファーマ株式会社は本日、全身麻酔用鎮痛剤「アルチバ®」(一般名:レミフェンタニル塩酸塩)について、小児に対する全身麻酔の維持における鎮痛の適応追加承認を取得しました。
レミフェンタニル塩酸塩は、欧米では小児の全身麻酔における鎮痛薬として承認されており、日本麻酔科学会は小児への適応拡大に関する開発要望書を厚生労働省に提出し、その後、「医療上の必要性が高い未承認薬・適応外薬検討会議」で検討が行われました。弊社は、2012年4月に厚生労働省より「全身麻酔の維持における鎮痛(小児)」に対する開発要請を受け、全身麻酔下の1~15歳の日本人小児患者を対象とした第Ⅲ相試験を実施、小児における本剤の有効性及び安全性を評価し、2015年9月に適応追加申請を行っていました。
「アルチバ®」は、グラクソ・スミスクライン社により合成された超短時間作用性のオピオイド鎮痛剤(麻薬性鎮痛剤)です。国内においては、2006年10月に成人に対する「全身麻酔の導入及び維持における鎮痛」の効能・効果で承認を取得、2007年1月より「アルチバ®静注用2mg」「アルチバ®静注用5mg」を販売しています。
ヤンセンについて
ジョンソン・エンド・ジョンソングループの医薬品部門であるヤンセンは、病気のない世界を実現するために日々努力しています。今までにない、より良い方法で疾患を予防・撲滅・治療・治癒し、人々の命に貢献することが私たちの望みです。そして、常に患者さんのことを考え、最も有望なサイエンスを追及しています。私たちヤンセンは、人々の希望と命を明日につなぐため、世界中とコラボレーションしています。さらに詳しい情報はwww.janssen.com/japanをご覧ください。
将来予測に関する記述
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